TOPICS トピックス一覧
トップページ | トピックス一覧 | 2019年度 入学式

2019年度 入学式

2019年度 入学式

掲載日:2019/04/26カテゴリー:祝い事祝い事
2019年度 入学式 告辞
 
(抜粋)
本日、2019年度拓殖大学第一高等学校の入学式を挙行できますことは、誠に慶びに絶えないところでございます。
新入生のみなさん、入学おめでとうございます。拓殖大学第一高等学校を代表して、
皆さんの入学を心から歓迎し、お祝いの言葉を贈りたいと思います。
保護者の皆様には、お子様のご入学を心よりお慶び申し上げます。
お子様の進学先として、本校をお選びいただきましたことに、深く感謝申し上げます。
本日は、学校法人 拓殖大学 森本敏総長、前校長 河田昌一郎 常務理事をはじめ、
PTA、後援会、校友会のご来賓の皆様には、お忙しい中、ご臨席いただいております。高いところからではございますが、厚くお礼申し上げますとともに、平素から本校の教育活動の推進に、格別のご理解とご支援をいただいておりますことに、改めて感謝申し上げます。
さて、拓殖大学第一高等学校は、昭和23年 小平市 花小金井に設立され、平成16年4月、ここ武蔵村山市 玉川上水に移転しました。
草創期以来、「心身共に健全で、よく勉強し、素直で思いやりある青年を育成する」を教育方針とし、先輩諸氏のたゆまざる努力の結果、よき伝統を形成しつつ、今日に至っています。
また、平成30年度 2018年度に創立70周年を迎え、新たな未来に向かって一歩踏み出したところです。
玉川上水が流れ、自然溢れる環境学園都市、ここ玉川上水に移転してから、今年で16年目になりますが、従来の観念にとらわれない柔軟な教育組織と、いつの時代にでも相応しい教育方針とカリキュラムを柱として、常に新しいことに挑戦し、個性豊かな人材を育成すると共に、生徒の希望を叶えることに邁進しております。
拓大一高の生徒数は、1300名を超える大きな学校ですが、それゆえのアドバンテージがあります。3年間の学校生活では、自分とは違った様々な個性を持った生徒と出会うことができます。
互いに共感し、切磋琢磨し、認め合いながら相手の個性を尊重し、人を思いやる心を育みます。同時に、多様性を享受する寛容な心を築き、自分を鍛え、周りに流されない
主体性を身に付けることが出来ます。小さな集団から大きな集団まで、様々な形態を
経験する本校での生活を通して、社会が求めている集団行動の大切さを知り、自分の
役割に気付くことができます。つまり、大きな学校のアドバンテージとは、個性豊かな生徒たちの中で「強い心」を鍛錬し、辛抱を学び、自分を成長させられることです。
入学式が終わると一日空けて、皆さんはオリエンテーションキャンプに出発します。
いろいろな生徒との出会いを大切に、多くの友達をつくり、勇往邁進してください。
学校生活を過ごす上で大切な「話を聞く態度」について「四つの茶碗」を引用して話しておきます。
一つ目の茶碗は伏せられています。
二つ目の茶碗は底に穴が空いていています。
三つ目の茶碗は茶渋がびっしり付いています。
四つ目の茶碗はきれいな茶碗です。
一つ目の伏せられた茶碗は、お茶を注ごうとしても注げません。これは、当初から聞く気持ちがなく、別のことを考えている人を喩えています。
二つ目の底に穴が空いている茶碗は、外見はきれいな茶碗と変わりませんが、いくらお茶を注いでも、お茶を味わうことはできません。何を聞いても右から左へと通り抜けてしまうので、話の内容を聞いていない人を喩えています。
三つ目の茶渋がびっしり付いている茶碗は、内側に茶渋がついて汚く、本来のお茶の味を味わうことが出来ません。つまり、頭の中が余計な知識で一杯のため、話の真意を読み取ることが出来ず、新しいことを学ぶ姿勢がない人を喩えています。
四つ目のきれいな茶碗は、この茶碗でお茶をいただけば、そのお茶本来の味を堪能できます。つまり、話をしっかりと受け入れ、新しいことを進んで知ろうとする姿勢、素直に聞く姿勢をもっている人を喩えています。
経済産業省が定義する社会人基礎力とは「前に踏み出す力」「考え抜く力」「チームで働く力」とあり、チームで働く力の中に「話を聞く力」とあります。
話を聞く力は、学校生活でも、社会生活でもなくてはならないものであり、人間関係を円滑にするために必要な技術と能力なのです。社会に出て行く準備期間と位置づけた高校生活3年間でしっかり身につけてください。
最後になりましたが、高校生活は、お子様が責任ある社会人として自立していく過程において、非常に大切な時期です。
私たち教職員一同は、お子様の将来の夢や希望の実現のため、全力を尽くして支援してまいりますが、教育はご家庭のご理解とご協力があってこそ実現できるものです。
どうぞ本校の教育にご理解とご協力をいただきますとともに、あたたかいご支援をいただけますようお願いを申し上げまして、私の告辞といたします。
 
平成31年4月6日
拓殖大学第一高等学校 校長 宮川  努
 
 
 
平成31年度 入学式 祝辞
 
(抜粋)
都内でも著名な進学校であるこの拓殖大学第一高等学校に大変厳しい競争試験に打ち勝って入学を果たされた本日の晴れの入学式に参列している皆さん、そして、本日の入学式にご臨席いただいている保護者の皆様方に学校法人拓殖大学を代表して衷心よりお祝いの言葉を申し上げます。
皆さんはすでに、中学校における義務教育を終え、次の段階として高等学校の教育を受けるために本校に入学されました。高等学校では、学問の基礎的な教養を学びつつ、さらにその次に大学に進んで一層高度な学問を習得するための基盤を習得することになるわけです。高校では受ける教育は難しい内容が含まれていますが、皆さんは受ける授業や教育に対して受け身にならずに、自らで自分を磨くのだ、ここで勉強した事は全部、自分の身につけるぞという強い意識を持って勉強に取り組んでいただくことを切に希望します。
特に、皆さんの一人一人にその強い心があるかどうかで高校の教育成果が決まります。そこから大学に行く場合の進路にも大きな影響を与えます。自分の心と体の健康に十分気を配りながら生活をしてください。そんな事は言われなくてもわかっていると思っている人が多いと思いますが、中学生まではご両親が常に注意して皆さんの日常生活に気を配っていただいたはずです。しかし、これからは高校生ですから、すべてのことを自分で責任を持ってやり遂げるつもりで高校生活を送ってください。
高校は毎週、毎日行われる科目の履修を積み上げて実力がついてくるのです。毎週、毎日の科目修得の積み上げが大切なのです。人間の素養や知見と言うものはそういうものです。毎日の積み上げ、その間に、自分で考え、復習をし、練習問題をこなし、わからないところは参考書を見て学習する、この積み上げに費やす時間と空間が結局、人を育てるのです。毎日、高校に行って授業を受けることの本当の意味はこの一点にあります。毎日、必ず学習する習慣をつけてください。それから先生の授業中の言葉をできるだけノートに記録してください。他人の話をノートする習慣を必ず高等学校の間に完成してください。私は今でも他人の話、講演、国際会議のたびに丁寧にノートを取り、そのノートを見てもう一度パソコンに打ち込む作業を続けています。また、丁寧に計画を作ってそれを確実に実行する習慣をつけてください。わからない事はそのままにせず、必ず、先生に聞く、わかっている人に聞く、塾の先生に聞く、参考書を繰り返し学ぶ、練習問題をこなしてみる、関連の入学問題にトライする、こうした習慣の積み上げが皆さんを鍛えていきます。それが大学に入ったときに大学生としての学習の習慣を作ります。
これが今日、本当にお話ししたい最も重要な事でした。もう一つお話ししておきます。それは高等学校の時代は皆さんの人生を振り返ってみると最も感受性の強い、最も人生観の機微な部分に触れる年齢です。人間とは何か、なんで人が生きるのか、生きるために人は何をすることが求められるのか、人はどうして他人に感情持つのか、その感情と愛情はどこが違うのか、わからないことばかりでしょう。しかし、人間としての基本問題に触れる時期、それが高校生です。その際、十分考え抜いて悩んでください。悩まぬ人に成長はありません。しかし、悩んで自分を完全に見失う人にも将来はありません。それではどうすればよいのでしょうか。人生に悩みを持つ人は健全です。自分で考え、時には本を読むこと、人と議論をすること、他人に教えを乞うこと、あらゆる人間としての生き方を模索することをお勧めします。それは必ず、皆さんを強くします。
さて、今日から高校生活です。勉強しながら、それ以外のクラブ活動にも目を向けてください。ボランティア活動の道にも踏み込んでみてください。生涯にわたって付き合える友人を作ってください。先生からできる限りのものを吸収する努力を行ってください。やがて自分が高校を出て次のステップである大学のことが目に入ってきます。高校は大学受験のための塾ではありませんが、重要な登竜門です。自分とは何か、何を大学で学び、何になろうとすることが最も自分の人生目的に合致するかを真剣に考える時期がすぐにきます。自分の人生の進路を考えること、高校はその最初の一歩です。できる限り自分で考えてください。ご両親に相談されることも良いかと思いますが、要は全てが自分の人生であり、ご両親の人生ではないということを忘れないでください。
その際、初心を貫くべきという言葉がありますが、それは人生の確固とした目標が確立している人の場合です。多くの人は、人生目標は絶えず変化します。それは恥ずかしいことではありません。人間の思考とはかように柔軟であり、またかように変化が激しいのです。それを恥じる必要は無い。ただ、一旦決めた道はかなりの困難と忍耐を伴っても、まず、貫く努力が必要だと言うことを教えてくれます。
皆さんがこの高等学校において、いかに有益で意味のある生き方をすることができるのかが、皆さんの人生にとって最も重要なステップであり、基礎であるかを十分、理解しつつ、これから3年をひたすら、頑張り抜いて過ごしていただきたいと思います。ご健闘を心から祈りつつ、入学式の祝辞といたします。
 
平成31年4月6日
学校法人拓殖大学総長  森 本  敏
 
拓殖大学第一高等学校 〒208-0013 東京都武蔵村山市大南4-64-5 TEL 042-590-3311 (代表) FAX 042-590-3211
COPYRIGHT(C) Takushoku University Daiichi High School. ALL RIGHTS RESERVED.