英語教育

拓大一高の英語教育

ディスカッションプログラム

12月 <2日間 ディスカッションを中心に>

各グループごとに、外国人講師が1名ついて指導します。日本文化について、「祭」「教育制度」など、それぞれテーマを持ってディスカッションをくり広げ、意見をまとめます。

3月 <3日間 プレゼンテーションを中心に>

各クラスで全グループが発表する機会を設け、そのうえで代表チームを選出します。英語力はもちろん、発信力や表現力も養います。さらにこの成果を修学旅行でも発揮します。

修学旅行で国際的な発信力を磨く

 拓大一高の修学旅行では、「台湾」「マレーシア&シンガポール」のどちらのコースも、現地の学校との交流を行う予定です。その中で、1年次のディスカッションプログラムで行ったプレゼンテーションの内容をさらに充実させ、現地の学生の前で発表するという機会も設けています。これは、ディスカッションプログラムで培った国際的な発信力を発揮する集大成の場ともいえます。生徒はこの経験を通して確かな自信と国際感覚を身につけるとともに、学びへの意欲を高めます。

先生 Interview

英語が好きになるためは「英語が得意になること」。
まずは得意になるためのテクニックを徹底的に身につける。
拓ーの英語はそこからスタートします。

遠藤謙一 先生<英語科>

 拓大一高の英語教育の目標は、「英語知識の効率よい習得」と「英語4技能を鍛える適切なトレーニングをすること」です。この二つを両方とも達成するためにはたくさんの学習時間が必要になりますが、本校は中高一貫校ではないので、3年間という限られた時間しかありません。そこでこの時間内に目標を達成するために、各学年とも英語の授業時間数を多く設定して問題演習量を増やすとともに、大学受験に必要な知識を効率よく身につけることができるように小テストの回数を増やしたり、短時間で英文を正確に読めるようになるための様々なテクニックを教えています。さらに、重要文法事項が含まれた英文の暗唱作業やディクテーションなど、スピーキングカ・リスニングカを鍛えるトレーニングも授業内に実施し、3年間で総合的に英語力を高めるためのカリキュラムを組んでいます。
 また、英検などの外部資格試験に対応するために、英検2級用の教材を授業中に扱うとともに、音読活動を英語教育の根幹と考え、音読活動が行いやすい教材も導入しています。
 1年生の「コミュニケーション英語」の授業では、1学期のかなりの期間を使って、リーディングに関するテクニックを集中的に鍛えます。たとえば英文に記号を書き込んで読みやすくするといった実践的なテクニックをこの段階で徹底的に身につけ、次のステップにつなげます。最初は戸惑う生徒もいますが、次第にそのテクニックに慣れて、正確に英語を読めるようになってきます。
 今後は、大学共通テストでリスニングの配点が上がっていることにも対応し、ディクテーションやシャドーイングなどのトレ-ニングを行う時間をさらに増やす予定です。
 拓大一高では、英語を理解し、使いこなせるようになるための基礎的な力を系統立てて身につけることができます。英語を好きになるために一番手っ取り早いのは英語が得意になることです。そして得意になれば好きになる。好きになればもっと得意になる。--このスパイラルに早い段階で入れるように、一人ひとりの状況に合わせて、ていねいに指導していきます。

拓大一高オリジナルの
先進的な英語プログラム

松原誠 教頭

 拓大一高は「国際人の育成」を建学の理念とする拓殖大学を母体とし、伝統的に国際教育に力を入れてきました。英語の授業数が多いだけではなく、海外研修をはじめとする様々な取り組みを行っていますが、なかでも「ディスカッションプログラム」は、急速に進むグローバル化社会に対応してスタートした拓大一高オリジナルの先進的なプログラムです。これは英語4技能をバランスよく育む英語プログラムであると同時に、生徒が主体となって深い学びに取り組み、仲間と協働しながら表現力・発信力を培う探求プログラムにもなっています。
 対象は1年生全員です。約70人の外国人講師を招き、少人数のグループに分かれて、年間5日間、各日4時間かけて英語ディスカッション発表を行います。最初は12人ずつ、その後6人ずつのグループに分かれて、それぞれに外国人講師が1名付いて指導します。外国人講師はアメリカ、イギリス、カナダ、ニュージーランドのほか、コンゴやジャマイカなど多様な国籍を持ち、生徒は毎回、毎時間ごとに、ナショナリティの異なる先生方とコミュニケーションをとることになります。すなわち日本にいながらにして、異文化を体験できるチャンスにもなっているのです。
 全員参加のプログラムなので、なかには英語が苦手な生徒もいますが、アクティブラーニングに慣れ親しんでいる外国人講師たちは生徒のモチベーションを上げるのもうまく、ふだんの授業では見られない、積極的な姿勢で臨む生徒も少なくはありません。少人数グループでの取り組みなので、全員が発言しなければならず、置き去りになる生徒もいません。
 プレゼンテーションも各クラスで全グループが発表する機会を設け、そのうえで代表チームを選出します。また今後は、2年生の3月に全員参加で実施している海外への修学旅行でも、現地の学校との交流の場で、日本について英語で紹介するプレゼンテーションを行う予定です。
 このプログラムを通して、生徒には、単なる語学の習得に留まらず、海外の人の視点でものを考える姿勢や英語ならではの感覚を身に付けてほしいと考えています。高校生の間にそうした力を養うことは、生涯の宝になるはずです。

生徒 Interview

先生方の元気とサポートのおかげで
とても充実した時間を過ごせました

H.Kさん<普通コース>

 とにかく先生方が元気で、緊張していた私たちを一生懸命サポートしてくれました。そのおかげで徐々に慣れていき、みんなも笑顔で楽しく時間を過こすことが出来ました。授業は全て英語で、途中でわからないことも出てきましたが、みんなで助け合い、話し合いながらプログラムを終えることが出来ました。私はこの経験を活かして、チャンスがあれば将来は海外に目を向けていきたいと思います。