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2025/11/16

サステナブル・ブランド国際会議 学生招待プログラム 第6回 SB Student Ambassador 全国ブロック東日本大会に本校生徒が参加しました

10月26日(日)に法政大学市ヶ谷キャンパスでサステナブル・ブランド国際会議学生招待プログラムStudent Ambassador東日本大会が開催され、本校からは2学年特進コースの生徒5名が参加しました。

このプログラムは、サステナビリティに関連した最先端の活動に取り組むオピニオンリーダーやサステナビリティ先進企業で活躍する人たちの講演を聞き、その上で高校生がディスカッションを行い高校生の立場や視点から意見や提案を発表するというものです。

午前中に株式会社aiESGの関大吉さんの基調講演や高校生による取り組み発表、参加企業によるパネルディスカッションを全員で聞き、午後には本校生徒は2つのグループに分かれてそれぞれ「YKK AP株式会社」「損害保険ジャパン株式会社」の方の講演を聞きました。この講演の後に、企業の方から示されたテーマに関して他校の生徒とともにディスカッション・プレゼンテーションを行いました。

初めて出会う他校の高校生との活動に最初は緊張も見られましたが、限られた時間で積極的に活動することができていました。講演者の方々、他校の生徒との関わり、それぞれの活動からたくさんの学びを得ることができ、とてもよい経験をしたようでした。

参加した生徒の感想

「午前中の講演では、私と同じ高校生世代による脱炭素社会に向けての取り組みや新しいアイデアを聞き、同年代の意識の高さに刺激をもらった。午後のディスカッションでは、初対面の学生とのコミュニケーションで緊張もしたが、自分では思いつかない提案がたくさんあり、意見をまとめて地域づくり案をつくることができた。今回の体験では、特に様々な企業がSDGsに基づいた取り組みをしていることが印象に残った。企業の利益のための業務をはるかに超えた活動を知り、個人でも頑張っていこうという気持ちになった。」

「今回は、新たに何かを得るということよりも自分の持つ能力を発揮することが肝要だと感じました。私たちはインプットをすることは多いですが、アウトプットをして他者と話し合う機会はあまりありません。普段から部長などリーダーを担うことはありますが、初対面の学生たちをまとめるのは貴重な体験で、その多角的な視点からの意見に触れることができたことも有意義でした。」

「午前中の講演では、企業に勤めておられる方々の生の声を聴くことができました。航空業界など自分自身が興味を持ってこなかった業界の方のお話もお聞きすることができ、世の広さを再認識することができました。午後のディスカッションでは、教科学習とは異なり答えが定かではないテーマに挑戦して苦労しましたが、他校の学生と協力して提案をしていきました。これからも新しい答えを創り出す力を大事にしていきたいと感じました。」

「環境問題は世界的な課題であるから、多くの人がその大切さに気付いていることは間違いないし、多くの企業が問題解決にも取り組んでいる。しかし、その取り組みの内容まではあまり知らないのではないだろうか。午前中の基調講演を聞き、消費者である私たちは製造過程や生産環境などにも目を向けていくことが大切だと実感した。また、今回強く感じたことは、どんな小さな取り組みでも周りに広がっていくことで大きな動きにつながるということだ。これからを生きる私たちは何を意識するべきか、よく考えていきたい。」